牛はパームファットYPT、俺は生ビールで夏支度
記事作成:帯広営業所 S.M

6月に入り、北海道も急に暑くなったある日にいつもの農場へ訪問すると、牛たちは牛舎でのんびり反芻中です。その様子を見ながら農場主さんが一言、「まだ6月だぞ、真夏になったらどうなるんだ」。いゃ~ほんとうに、寒いと言われている北海道でも年々暑くなっており、人も牛も暑さに体が慣れていない時期です。そんな中、農場主さんとの会話で「暑くなってくると、牛の口は半開きで反芻することなく不自然な動きで、飼槽には白い泡状の塊が見受けるんだ」「乳脂肪も下がるし、繁殖もなぁ~」心配の様子です。(写真)。

暑熱時は採食量が落ちやすく、エネルギー不足が乳量や乳脂肪、繁殖成績にも影響しやすくなります。そこで今回はエネルギー補給の一つとして活用いただいているパームファットYPTです。粉末油脂には大きく分けてFAタイプ(脂肪酸型)とTGタイプ(トリグリセリド型)があります。
脂肪酸そのもののFAタイプが良さそうに聞こえますが、TGタイプにも有利な面もあります。例えば、飼料などが農場に届く時、バラバラに運ばれてくるよりフレコンバッグやパレットにまとめられている方が扱いやすい。TGタイプのパームファットは脂肪酸とグリセリンがエステル結合しており効率よくエネルギーを運ぶための、いわば「天然のパッケージ」です。パームファットYPTは、このTGタイプの特長を活かし、消化率、利用率の高い粉末油脂で、暑熱期のエネルギー補給対策として、ぜひ活用いただきたい製品です。
帰り際、農場主さんが暑熱対策の一言、「牛はパームファットYPT、俺は生ビールで夏支度だ」。これから本格的な暑さを迎えますが、人も牛も早めの夏時支度が大切ですね。皆さまも体調管理には十分お気を付けいただき、牛たちとともに元気に夏を乗り切りましょう。ワイピーテックはこれからも皆さまの牧場経営を応援してまいります。