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	<title>養鶏情報 | 畜産・酪農 飼料、飼料添加物販売のワイピーテック</title>
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	<description>これまでも、そしてこれからも、動物・人そして環境にやさしい機能性飼料の提供で「畜産・酪農の収益性向上」に貢献します。</description>
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		<title>ブロイラーにおける飼料形状について　（その２）</title>
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		<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 01:30:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[ペレットあるいはクランブル化における課題 ペレット・クランブル化には多くのメリットが挙げられているが、課題もある。 &#x2714;製造コスト増：ペレット製品にはその加工費がかかる。さらにクランブルはペレット化したのち適度な粒度に砕く工程が加わり、ペレットに加工費が上乗せされる。ペレット・クランブル給与による成績改善効果がコスト増を吸収しさらに収益を出せるかがポイントとなる。 &#x2714;ビタ …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">ペレットあるいはクランブル化における課題</h2>



<p>ペレット・クランブル化には多くのメリットが挙げられているが、課題もある。</p>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />製造コスト増：<br>ペレット製品にはその加工費がかかる。さらにクランブルはペレット化したのち適度な粒度に砕く工程が加わり、ペレットに加工費が上乗せされる。ペレット・クランブル給与による成績改善効果がコスト増を吸収しさらに収益を出せるかがポイントとなる。</p>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />ビタミン安定性への影響：<br>飼料添加されたビタミンはペレット化の蒸煮加熱工程にさらされる。コンディショニング条件で差はあるが、ある程度の損耗が生じる（下表参照）。ビタミンＣやビタミンＫ３を除くと１０％程度の損耗で、添加レベル増でカバーする必要がある。鶏はビタミンCを体内合成することから不足はないと考えられるが、最近は熱安定商材もあり不足の虞がある夏場のヒートストレス下で利用可能である。ビタミンＫ３にもコーティング商材がある。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="570" height="650" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-1.png" alt="" class="wp-image-7289" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-1.png 570w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-1-263x300.png 263w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-1-561x640.png 561w" sizes="(max-width: 570px) 100vw, 570px" /></figure>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />飼料用酵素への影響：<br>Evansら(2021)は、ペレット化によるフィターゼとキシラナーゼの安定性（残存相対活性％）への影響を調査し、以下の結果を報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="769" height="254" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-2.png" alt="" class="wp-image-7290" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-2.png 769w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-2-300x99.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-2-640x211.png 640w" sizes="(max-width: 769px) 100vw, 769px" /></figure>



<p>Saensukjaroenphonら(2019)は、ダイの保持時間がペレットの品質とフィターゼ（Trichoderma reesei株由来）の安定性に及ぼす影響を検討した結果、ペレットミルの機種、ダイの厚さ及びダイの保持時間に関わらず、フィターゼの残存活性は、ペレット品温１８９°F（８７．２℃）で７０％以上あったが、１９５(９０．５℃)～２１１°F（９９．４℃）の高温ペレットでは、フィターゼの安定性は１０％以下と著しく低下したことを報告している。<br>現状、ほとんどのブロイラー飼料でフィターゼ酵素が利用されている。酵素蛋白は熱変性しやすいが、予め失活分を見込んで配合するか、熱耐性酵素使用やペレット化後の液体タイプのスプレー添加などが検討される。</p>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />筋胃歩留り減少：<br>ブロイラーへのペレットあるいはクランブル給与でネガティブな点は、マッシュ給与と比較して筋胃歩留りが１５～２５％ほど低くなることである。これは、消化吸収改善により筋胃負担が軽減されたことに起因する。原料粉砕粒度を荒目に調整することで程度は改善されるが、限界があろう。英国でグレインバランサーと称する全粒小麦とペレットとの混合物給与が推奨されたことがある。日本でも荒目部分の穀類主体マッシュとペレットあるいはクランブルを混合した飼料（M&amp;C：マッシュ&amp;クランブル或いはM&amp;P：マッシュ&amp;ペレット）供給で対応しているケースもある。<br>飼料（マッシュ、ペレット、クランブル、ペレット＆マッシュ、クランブル&amp;マッシュ）給与の際は、成績や正肉歩留りなどの改善メリットと筋胃歩留り減デメリットを考慮する必要がある。</p>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />突然死症候群による死亡率増加：<br>Proudfootら(1982)は、クランブル・ペレット飼料給与で増体・FCR改善は認められたが、突然死症候群による雄鶏での死亡率が有意に高かったことを報告した。<br>一方で、Neetesonら(2023)　は、近年のブロイラーの育種ゴールにおいて健康と福祉（脚の健康、心肺機能、生存率、深胸筋症）が重視されており、脚の健康と循環器機能の選抜を通じて年間0.2-1.0%の生存率改善を報告している。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本におけるペレット普及状況</h2>



<p>農水省の飼料月報2024年度集計結果から試算した畜種別のペレット飼料比率を下図に示した。（このペレットにはクランブルも含まれているかもしれない。）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="752" height="452" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-1.png" alt="" class="wp-image-7291" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-1.png 752w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-1-300x180.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-1-640x385.png 640w" sizes="(max-width: 752px) 100vw, 752px" /></figure>



<p>ペレット普及状況は、ブロイラー用で３５％、子豚・肉豚用で３５～５０％で示し、他は１０％台かそれ以下であった。<br><br>ブロイラー飼料におけるペレット化比率推移を下図に示した。７－８％だったペレット比率が２０年経過してようやく３５％になっている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="993" height="451" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1.png" alt="" class="wp-image-7292" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1.png 993w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1-300x136.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1-768x349.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1-640x291.png 640w" sizes="auto, (max-width: 993px) 100vw, 993px" /></figure>



<p>筆者の経験では、ブロイラー飼料に限ると、米国、欧州、東南アジアなどにおいてほぼ１００％ペレット（前期用にクランブルのケースが多い）でマッシュ製品はほとんど見られなかった。この日本との相違の理由は、生産システム、飼料原料、加工コスト、ペレット品質、ペレット化効果などの要因が複合的に関係すると推察する。</p>



<p>★　日本で流通しているブロイラー後期用・出荷前専用飼料のMEレベルはマッシュで3250～3300Kcal/Kgと海外に比べ相対的に高いと推察する。このレベルでは飼料への油脂添加は５％以上になるであろう。<br>後期用・出荷前専用飼料の形状とMEレベルがFCRに及ぼす影響を模式図で示した。MEレベルが高くなるとFCRは改善され、ペレット化によりさらに改善される。改善効果はMEレベルが低いと大きく、高くなるほど小さくなる。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="699" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-1-1024x699.png" alt="" class="wp-image-7295" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-1-1024x699.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-1-300x205.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-1-768x524.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-1-640x437.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-1.png 1172w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>MEレベルが高まれば、コストは上昇（ペレットにはさらに加工コストが加わる）し、油脂添加量も増えることで耐久度維持が困難になり、ペレット化による成績や収益性における改善効果が得られない可能性がある。</p>



<p>★　孵化後の雛に摂食刺激を与えるため、少なくとも、餌付用には良質なクランブル、前期用には良質なクランブル或いはペレット飼料を与えることを推奨する。</p>



<p>育種改良によりコマーシャルブロイラーの日増体量は高まり、出荷日齢が短縮化されてきている。その結果、餌付飼料及び前期飼料の占める割合が増加している（2008年～2022年の１４年間で１０．８％%増加）。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="670" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-1-1024x670.png" alt="" class="wp-image-7294" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-1-1024x670.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-1-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-1-768x503.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-1-640x419.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-1.png 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>生産性における初期発育の影響度合いが以前より格段に大きくなっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最近のブロイラー飼料形状</h2>



<p>農水省の調査分析委託事業（家禽飼料の形状銘柄数の割合）に興味深い結果が示されている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="945" height="618" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7-2.png" alt="" class="wp-image-7293" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7-2.png 945w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7-2-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7-2-768x502.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7-2-640x419.png 640w" sizes="auto, (max-width: 945px) 100vw, 945px" /></figure>



<p>６飼料工場の調査結果であるが、ブロイラー飼料においてペレットはみられない。ブロイラー前期で５０％がクランブル（幼雛用は６１％）であった。ブロイラー前期の３８％、後期の５８％がマッシュで、マッシュ以外の加工処理でクランブル＆マッシュ、エキスパンダー＆マッシュが主体という結果であった。マッシュ製品に比較して、成績改善効果及び筋胃歩留りの維持が期待できる、或いはペレットと異なり添加物等の農場添加がしやすいことなどが理由として推察される。</p>



<p>Dhakalら（2025）は、ペレット＆マッシュ（粗割穀物）飼料とペレット飼料を用いた実験を行った結果、ペレット＆マッシュ（粗割穀物）飼料給与は、ペレット飼料と比較して、<br>・飼料摂取量および増体量を低下（P &lt; 0.05）した<br>・筋胃及び内容物の相対重量を増加（P &lt; 0.05）した<br>・FCRおよび回腸におけるデンプンとタンパク質の消化率に影響を与えなかった<br>ことを報告している。また、ペレット＆マッシュ（粗割穀物）飼料給与による成績低下は、飼料摂取量問題や粒子選択に関連しており、結果として栄養摂取の不均衡につながった可能性を示唆している。</p>



<p>クランブル、ペレットのみならず、ペレット＆マッシュ、クランブル＆マッシュ、エキスパンダー＆マッシュのいずれにおいても、使用するペレット或いはクランブルの品質が低い（粉化率が高い）と飼料摂取量や栄養の均等摂取に影響し、満足な成績改善効果は得られないものと考えられる。<br><br><br></p>



<p>【参考文献】<br>農林水産省「飼料月報」<br>農林水産省「令和５年度国内における配合飼料銘柄に係る調査分析委託事業の結果概要」<br>農林水産省「鶏の改良増殖をめぐる情勢」令和6年、令和1年<br>COELHO, M.B., : Effect of processing and storage on vitamin stability, Feed International Dec.1991, 39-45<br>DHAKAL, S., HETLAMD, H., and SVIHUS, B., : Effect of grinding method and extent of pelleting of broiler diets on performance, feeding behaviour and digestive tract functionality, British Poultry Science 2025, Vol. 66, No. 2, 227–237<br>EVANS, C.E., SAENSUKJAROENPHON, M., GEBHARDT, J.T., STARK, C.R., and PAULK, C.B., : Effects of conditioning temperature and pellet mill die speed on pellet quality and relative stabilities of phytase and xylanase, Transl. Anim. Sci. 2021.5:1-10<br>NEETESON, A.M., AVENDANO, S., KOERHUIS, A., DUGGAN, B., SOUZA, E., MASON, J., RALPH, J., ROHLF, P., BURNSIDE, T., KRANIS, A., and BAILEY, R., : Evolutions in Commercial Meat Poultry Breeding , Animals 2023, 13, 3150<br>PROUDFOOT, F.G., and HULAN, H.W., : Effects of Reduced Feeding Time Using All Mash or Crumble-Pellet Dietary Regimens on Chicken Broiler Performance, Including &#8211; the Incidence of Acute Death Syndrome, 1982 Poultry Science 61:750-754<br>SAENSUKIJAROENPHON, M., EVANS, C.E., JONES, C.K., FAHRENHOLZ, C.H., PAULK, C.B., and StTARK, C.R., ; Effect of Die Retention Time on Pellet Quality and Phytase Stability of a Corn Soybean Meal Swine Diet, Kansas Agricultural Experiment Station Research Reports: Vol. 5: Iss. 8.,2019</p>
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			</item>
		<item>
		<title>ブロイラーにおける飼料形状について　（その１）</title>
		<link>https://www.yptech.co.jp/swine-poultry/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e9%a3%bc%e6%96%99%e5%bd%a2%e7%8a%b6%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e3%80%80%ef%bc%88%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%91/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yptech]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Apr 2026 01:30:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[家禽における摂餌行動と消化過程 鶏の消化器系は短く、非常に効率的である。・鶏は先ず食物を発見したら凝視し接近して嘴でそれを捕らえ、触覚細胞によりそれを受け入れるか拒否するかを判断する。この判断は、味蕾の数は少ないものの、反射性と味覚に基づいている。嗅覚については鶏がそれを有する証拠は示されていない。・食物は少量の唾液とともに丸ごと飲み込まれ（嚥下）、食道を通って素嚢に至る。素嚢では食物繊維が柔らか …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">家禽における摂餌行動と消化過程</h2>



<p>鶏の消化器系は短く、非常に効率的である。<br>・鶏は先ず食物を発見したら凝視し接近して嘴でそれを捕らえ、触覚細胞によりそれを受け入れるか拒否するかを判断する。この判断は、味蕾の数は少ないものの、反射性と味覚に基づいている。嗅覚については鶏がそれを有する証拠は示されていない。<br>・食物は少量の唾液とともに丸ごと飲み込まれ（嚥下）、食道を通って素嚢に至る。素嚢では食物繊維が柔らかくなり、乳酸によって食物は酸性化される。<br>・素嚢から、食物は胃酸とペプシンを分泌する哺乳類の胃に最もよく似た臓器である腺胃へと送られる。<br>・その後、食物はリズミカルに収縮して内容物の厚みを下げる強力な筋肉を有する臓器である筋胃へと送られる。<br>・筋胃以降、食物は蠕動収縮によって腸の各部を通過し、この段階で消化と栄養吸収が行われる。消化は、小腸と大腸の接合部に位置する盲腸でもある程度行われ、大腸は水分の吸収を担っている。ここから糞便は総排泄腔へと移動し排泄される。</p>



<h2 class="wp-block-heading">加工（ペレット・クランブル）飼料給与</h2>



<p>摂餌行動に嘴を利用するため、鶏にとっては微粉より粒状が啄みやすいことから、ペレットやクランブルなどの加工飼料給与が普及したのはうなずける。<br>いくつかの研究では、マッシュ給与と比較した加工飼料（ペレット・クランブル）給与によるブロイラーへの効果（影響）が報告されている；</p>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />成績改善：増体、FCR、枝肉歩留等の改善が報告されている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="921" height="218" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1.png" alt="" class="wp-image-7276" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1.png 921w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-300x71.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-768x182.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image1-640x151.png 640w" sizes="auto, (max-width: 921px) 100vw, 921px" /></figure>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />活動エネルギー節約：McKinneyら(2004)は、３８日令ブロイラーに様々な品質のペレット飼料を与えた場合の成長成績と行動特性を検討し、マッシュ給与と比較しペレット給与により摂餌頻度は減少したが、飼料摂取量は増加し（摂餌毎の摂取量が多い）、休息頻度も増加したことを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="873" height="470" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-1.png" alt="" class="wp-image-7277" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-1.png 873w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-1-300x162.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-1-768x413.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image2-1-640x345.png 640w" sizes="auto, (max-width: 873px) 100vw, 873px" /></figure>



<p>また、休息頻度増加に伴う消費エネルギー節約に関して、マッシュに対する効果をペレット品質100%（微粉0%）で１８７ＫＣａｌ/Ｋｇ飼料、品質低下した20%（微粉80%）で７６ＫＣａｌ/Ｋｇ飼料と評価している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="813" height="706" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3.png" alt="" class="wp-image-7278" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3.png 813w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-300x261.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-768x667.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image3-640x556.png 640w" sizes="auto, (max-width: 813px) 100vw, 813px" /></figure>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />消化管の発達：十二指腸での絨毛が高くなり陰窩が深くなることが報告され（Dahlkeら2003、Zangら2009)、消化率向上の可能性が示唆された。一方で筋胃重量低下も報告されている（Engbergら2002）。</p>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />腸内菌叢：Engbergら（2002）は、増体とFCR改善に加え、回腸や消化管の遠位端における菌叢変化及び盲腸での微生物発酵に伴う揮発性脂肪酸（VFA）濃度が高かったことを報告している。</p>



<p>上記以外にも、栄養密度の均一化、嗜好性向上、糞量減少、飼料衛生改善、物流改善などが期待される。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ペレット品質（耐久度）とブロイラーの反応</h2>



<p>前述の効果もペレット品質（耐久度）が低いと期待できない。<br>Kenny(2008)は、トウモロコシ・大豆粕ベースのペレット飼料をハンマーミルで粉砕し、0.5mm以下の微粉とペレットを混合して、100%ペレット、50%ペレット・50%微粉、100%微粉の飼料をブロイラーに給与した。35日令の生体重で50％微粉を含むペレットは4.8%、100%微粉飼料は20.8%低下し、FCRで50％微粉を含むペレットは4.9%、100%微粉飼料は6.1%悪化したことを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="670" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1024x670.png" alt="" class="wp-image-7279" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-1024x670.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-768x503.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4-640x419.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image4.png 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">ペレット品質に及ぼす要因</h2>



<p>ペレット化加工は、水分、圧力、温度を組み合わせた機械的作用によって配合された飼料粒子を凝集させることで、飼料の栄養成分、原料の粒度、コンディショニングの温度と時間、水分など、多くの要因がペレット品質に影響を与える可能性がある。<br><br>Bennie(1996)は、ペレット品質への影響を飼料原料以外の要因で分類し、コンディショニングと粉砕がそれぞれ３３％を占め、次いで圧力、冷却・乾燥であることを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="651" height="457" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5.png" alt="" class="wp-image-7280" style="width:775px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5.png 651w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-300x211.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image5-640x449.png 640w" sizes="auto, (max-width: 651px) 100vw, 651px" /></figure>



<p>Reimer （1992） は、小麦主体の飼料を用いてペレットの耐久性に対する各種要因の影響を調べ、飼料設計による影響が40%と大きく、次いで加熱コンディショニング、ペレット圧縮ダイの仕様、冷却／乾燥プロセスと分類した。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="618" height="353" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6.png" alt="" class="wp-image-7281" style="width:765px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6.png 618w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image6-300x171.png 300w" sizes="auto, (max-width: 618px) 100vw, 618px" /></figure>



<p>一方、Muramatsu （20153）は、トウモロコシ・大豆粕ベース飼料におけるペレット品質に対するさまざまな要因間の相互作用の影響を評価した。それら要因は、粒径（743 µmおよび1,041 µm）、熱処理（コンディショニング→ペレット化またはコンディショニング→膨張→ペレット化）、水分添加レベル（飼料1 kgあたり水0、7、14、21 g）、脂肪添加レベル（飼料1 kgあたり脂肪15、25、35、45 g）を含んでいる。すべての要因の影響をモデル化した結果、加熱処理（コンディショニング）がペレット品質変動の４４％を占めており、本研究条件下ではペレット品質改善の効率的手段は、コンディショニング後の飼料の膨張で、続いて水分添加レベル増加、油脂添加レベル制限、粒子サイズ低減化であることを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="624" height="343" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7.png" alt="" class="wp-image-7282" style="width:819px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7.png 624w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image7-300x165.png 300w" sizes="auto, (max-width: 624px) 100vw, 624px" /></figure>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />トウモロコシと小麦の糊化温度：<br>小麦の糊化温度５２～５４℃が他原料と比較して低くいことからペレットバインダーとしても配合される。また、大麦もまたペレット化に寄与している。一方、トウモロコシは糊化温度が７０～７５℃と高く、ペレット化しにくい原料である。小麦ベース飼料に比べトウモロコシ・大豆粕ベース飼料はペレット品質を維持するのに手間をかける必要があろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="304" height="218" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image8.png" alt="" class="wp-image-7284" style="width:418px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image8.png 304w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image8-300x215.png 300w" sizes="auto, (max-width: 304px) 100vw, 304px" /></figure>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />原料中脂質含量、飼料中油脂添加量：<br>脂質はデンプン顆粒の膨潤を阻害することで知られている。トウモロコシは小麦の約２倍の脂質を含むことから、小麦と比較してトウモロコシが糊化しにくい要因の一つと言えよう。<br>また、飼料への油脂配合もペレット品質に影響し、McKinneyとTeeter(2010)は油脂配合率を高めるとペレット品質を低下させることを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="360" height="332" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image9.png" alt="" class="wp-image-7285" style="aspect-ratio:1.084387139433011;width:381px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image9.png 360w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image9-300x277.png 300w" sizes="auto, (max-width: 360px) 100vw, 360px" /></figure>



<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />タンパク含量：<br>糊化反応中にタンパク質がデンプン顆粒に近くに存在すると、タンパク・デンプン重合体が形成され、飼料の粘度を高めてペレット化に効果的である。<br><br>Briggsら(1999)は、蛋白レベルが高く脂肪レベルが低いとペレット耐久度を高めるが、飼料中脂肪（原料中脂質＋添加油脂）含量が７．５％を超えるとペレット耐久度が著しく低下することを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="757" height="650" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image10.png" alt="" class="wp-image-7286" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image10.png 757w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image10-300x258.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image10-640x550.png 640w" sizes="auto, (max-width: 757px) 100vw, 757px" /></figure>



<p>ペレット形成後の油脂アフターコーティングはペレット品質維持に有効である。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ペレットバインダーの利用：</h2>



<p>飼料設計上小麦粉配合で対応することが多いと考えられるが、必要に応じてバインダー（リグノスルホン酸、CMC、ゼラチンなど）を配合するケースもある。Winowski（1988）はリグノスルホン酸１％配合によるペレット耐久度改善効果は小麦２０％配合に匹敵することを報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="920" height="587" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image11.png" alt="" class="wp-image-7287" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image11.png 920w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image11-300x191.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image11-768x490.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/04/image11-640x408.png 640w" sizes="auto, (max-width: 920px) 100vw, 920px" /></figure>



<p>また、Wamsleyら(2014)は、リグノスルホン酸０．５％使用により良質なクランブルを製造するだけでなく、製造能力を維持して消費電力量を１２．５％削減したことを報告している。<br><br>トウモロコシ・大豆粕主体飼料の日本において、ペレット・クランブルの耐久度を上げる目的で小麦１０％配合した場合、残りの９０％で配合設計をやりくりすることになる。コスト見合いであるが、設計の柔軟性からみてもペレットバインダーを使用する方が理にかなっていると考えられる。</p>



<p><br></p>



<p>【参考文献】<br>FEED BUSINESS ASIA, 2010 Nov./Dec. : 48-51<br>WORLD POULTRY, 2008 Vol.24, No.8 : 32-34<br>BRIGGS, J.L., MAIER, D.E., WATKINS, B.A., and BEHNKE, K.C., : Effect of ingredients and processing parameters on pellet quality, Poultry Science 1999, 78:1464–1471<br>DAHLKE, F., RIBEIRO, A.M.L., KESSLER, A.M., LIMA, A.R.R., MAIORKA, A., : Effect of corn particle and physical form of the diet on the gastrointestinal structures of broiler chickens, Brazilian Journal of Poultry Science 2003; 5: 61-67<br>DOZIER, W.A., BEHNKE, K.C., GEHRING, C.K., and BRANTON, S.L., : Effects of feed form on growth performance and processing yields of broiler chickens during a 42-day production period, 2010 J. Appl. Poult. Res. 19 :219–226<br>ENGBERG, R.M., HEDEMANN, M.S., JENSEN, B.B., : The influence of grinding and pelleting of feed on the microbial composition and activity in the digestive tract of broiler chickens., British Poultry Science 2002; 44: 569-579<br>KENNY, M., : Broilers perform well on pellet rations, World Poultry, 2008 Vol.24, No.7 : 18-19<br>Lara LJC, Baião NC, Rocha JSR, Lana AMQ, Cançado SV, Fontes DO, Leite RS., : Influence of feed physical form and breed on the performance and yield of broiler chicken cuts., 2008; 60(4): 970-978.<br>LEESON, S., CASTON, L.J., and SUMMERS, J.D., : Performance of male broilers to 70 days when fed diets of varying nutrient density as mash or pellets, 1999 Appl. Poult. Res. 8:452-464<br>MAIORKA, A., DAHLKE, F., PENZ, A.M., KESSLER, A.M., : Diets formulated on total or digestible amino acid basis with different energy levels and physical form on broiler performance, Brazilian Journal of Poultry Science 2005; 7(1): 7-50.<br>MCKINNEY, L.J., TEETER, R.G., : Predicting Effective Caloric Value of Nonnutritive Factors: I. Pellet Quality and II. Prediction of Consequential Formulation Dead Zones, 2004 Poultry Science 83:1165–1174<br>MURAMATSU, K., MASSUQUETTO, A., DAHLKE, F., and MAIORKA, A. : Factors that Affect Pellet Quality- A Review, Journal of Agricultural Science and Technology A 5 (2015) 717-722<br>PROUDFOOT, F.G., and HULAN, H.W., : Effects of Reduced Feeding Time Using All Mash or Crumble-Pellet Dietary Regimens on Chicken Broiler Performance, Including &#8211; the Incidence of Acute Death Syndrome, 1982 Poultry Science 61:750-754<br>REIMER, L., : 1992. “Conditioning.” Presented at Northern Crops Institute Feed Mill Management and Feed Manufacturing Technology, Short Course, California Pellet Mill Co., Crawfordsville, Indiana.<br>WAMSLEY, K.G.S., and MORITZ, J.S., : Assessment of diet formulation strategies that improve crumble quality and poult performance, 2014 J. Appl. Poult. Res. 23 :639–646<br>WINOWSKI, T.S., : Feed International July 1988<br>ZANG, J.J., PIAO, X.S., HUANG, D.S., WAMG, J.J., MA, X., MA, Y.X., : Effects of Feed Particle Size and Feed Form on Growth Performance, Nutrient Metabolizability and Intestinal Morphology in Broiler Chickens, Asian-Australasian Journal of Animal Sciences 2009; 22(1): 107-112.</p>
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			</item>
		<item>
		<title>卵殻の異常について</title>
		<link>https://www.yptech.co.jp/swine-poultry/%e5%8d%b5%e6%ae%bb%e3%81%ae%e7%95%b0%e5%b8%b8%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yptech]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 25 Feb 2026 01:30:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[規模の大小にかかわらず、奇妙な外観の卵を見ることがある。ここでは鶏卵生産でよくみられる異常卵殻事例とその原因及び可能な対応策について述べる。卵巣からの卵黄放出から卵管内で卵形成されて産卵（放卵）するまでにおよそ24-27時間費やす。その過程の最後に完全な卵形の卵を期待したいが、そうでない場合がある。 卵形成過程； 卵殻の異常は卵殻形成に大半の時間（18-22時間）を費やす卵殻腺部（子宮部）で起こっ …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>規模の大小にかかわらず、奇妙な外観の卵を見ることがある。ここでは鶏卵生産でよくみられる異常卵殻事例とその原因及び可能な対応策について述べる。<br>卵巣からの卵黄放出から卵管内で卵形成されて産卵（放卵）するまでにおよそ24-27時間費やす。その過程の最後に完全な卵形の卵を期待したいが、そうでない場合がある。</p>



<p>卵形成過程；</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="541" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1-1024x541.png" alt="" class="wp-image-7112" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1-1024x541.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1-300x158.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1-768x405.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1-1536x811.png 1536w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1-640x338.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image1.png 1629w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p><br>卵殻の異常は卵殻形成に大半の時間（18-22時間）を費やす卵殻腺部（子宮部）で起こっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">１．軟卵：Shell-less eggs</h2>



<p>軟卵は卵殻がなく、卵の内部物質（卵黄、卵白）は卵殻膜で保護された状態の卵である。<br>卵殻膜の外側に殻を沈着させる卵殻腺が未熟だと軟卵を生じやすくなる。若令鶏、ヒートストレス、鶏病（鳥インフルエンザ、ニューカッスル病、伝染性気管支炎及び産卵低下症候群76など）、飲水不足、栄養不足（Ca、P、MnあるいはビタミンD3など）が理由としてあげられる。<br>ヒートストレスの制御、ワクチンプログラムの見直し、給水設備・飼料内容の見直しなどが求められる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">２．薄殻卵：Soft-shelled eggs</h2>



<p>薄殻卵は軟卵とは異なり薄いCaの層が卵殻膜上に沈着し紙のような感触で、手で持つと陥没してしまう。<br>老鶏でよくみられ、ヒートストレス、過肥、鶏病（伝染性気管支炎、産卵低下症候群76など）、過剰な飼料中P含量、栄養不足（Ca、P、ビタミンD3）カビ汚染飼料、飲水不足、塩水あるいはマイコトキシン汚染飼料なども原因として考えられる。<br>ヒートストレスや過肥の制御、ワクチンプログラムの見直し、原料中マイコトキシンのチェック、水質検査、給水設備・飼料内容の見直しなどが求められる。<br>平飼いの農場では軟卵や薄殻卵は床面で破損し鶏に食べられてしまって検出されないことが多い。</p>



<h2 class="wp-block-heading">３．卵殻表面のCa沈着：Calcium deposit on eggs</h2>



<p>不規則な形をした過剰Ca沈着の粒状突起物が卵殻表面にみられることがある。卵殻表面への付着と卵殻膜と卵殻表面の間での付着の２タイプがあり、後者の場合は沈着塊を取り除くと卵殻にピンホールが生じる。<br>卵殻腺に欠陥がある場合か、卵形成中の石灰化過程で障害がある場合に起こることがあり、この沈着はどんな色の卵でもみられる。<br>飼料中の過剰なCaとビタミンDの両者またはいずれか一方で卵表面のCa沈着を引き起こすおそれがある。<br>飼料内容及び飼養管理のチェックが求められる。</p>



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<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="278" height="399" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image2.jpeg" alt="" class="wp-image-7113" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image2.jpeg 278w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image2-209x300.jpeg 209w" sizes="auto, (max-width: 278px) 100vw, 278px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="329" height="394" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image3.jpeg" alt="" class="wp-image-7114" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image3.jpeg 329w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image3-251x300.jpeg 251w" sizes="auto, (max-width: 329px) 100vw, 329px" /></figure>
</div>
</div>



<h2 class="wp-block-heading">４．ニキビ卵：Pimpled eggs</h2>



<p>小さく隆起した塊が卵殻表面全体を覆い、ざらついてサンドペーパーのような手触り。ニキビの程度は、石灰化過程での異物の存在量による。<br>加齢、品種、ストレス、子宮部の卵殻分泌腺の炎症、過剰な飼料中Caなどが考えられる。<br>飼育環境や飼料内容のチェックが求められる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="359" height="412" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image4.jpeg" alt="" class="wp-image-7115" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image4.jpeg 359w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image4-261x300.jpeg 261w" sizes="auto, (max-width: 359px) 100vw, 359px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">５．スラブサイド卵：Slab-sided eggs</h2>



<p>扁平な面を有する。卵殻質は低く扁平部分の卵殻は特に薄い。<br>通常、卵形成は一定の時間配分で一個ずつ行われるが、この異常卵は卵殻腺部に既に滞留する卵（先の卵）が移動する前に次の卵が入ったときに発生する。次の卵は卵殻腺部滞在が短く石灰化による硬化が不完全なために、先の卵と接触した面は扁平になりスラブサイド卵となる。何らかの理由で先の卵が卵殻腺部で通常より長く保持されたことによりこの接触が生じる。また、接触により先の卵の表面で石灰化にムラが生じてリング状の白い帯模様ができることがある。<br>加令、鶏舎照明の変化、あるいは鶏がストレスを受けている場合に起こりうる。Dharwale（2008）は、アドレナリン（ストレスホルモン）皮下投与が鶏の卵殻腺での卵保持とその後10日間異常卵殻の卵の増加を容易に引き起こすことを報告している。また、伝染性気管支炎などの鶏病もこの異常を引き起こす虞がある。<br>IBワクチンプログラムの見直し、午後の活動制限、点灯プログラムの見直しなどが求められる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="356" height="462" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image5.jpeg" alt="" class="wp-image-7116" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image5.jpeg 356w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image5-231x300.jpeg 231w" sizes="auto, (max-width: 356px) 100vw, 356px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">６．ヒビ卵：Cracked eggs</h2>



<p>これらの卵は、ときとして卵殻に穴をもたらす大きなヒビ、星形ヒビ、あるいは髪の毛のように細いヒビを有し、卵内容物を漏らしてしまうおそれがある。<br>この現象は、老鶏で観察される傾向が強い。また、塩分の高い飲水の場合或いはCaかビタミンD不足がある場合には若令鶏で発生することもある。飼料中マイコトキシン（特にゼアラレノン）、あるいはヒートストレスもヒビ卵を生じうる。<br>水質検査、飼料内容の見直し、飼料原料チェック、飼養環境チェックが求められる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">７．シワ卵：Wrinkled Eggs</h2>



<p>これらの卵は稜線あるいはシワのある表面を呈し、その卵殻は脆弱である。鶏の卵殻腺に欠陥がある場合や伝染性気管支炎に罹患していると生じる可能性がある。また、密飼いによる鶏へのストレスや飲水不足もこの異常を起こし得る<br>飼育密度チェック、飲水量チェック、ワクチネーション・プログラムの見直しが求められる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="360" height="470" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image6.jpeg" alt="" class="wp-image-7117" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image6.jpeg 360w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image6-230x300.jpeg 230w" sizes="auto, (max-width: 360px) 100vw, 360px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">８．波状のでこぼこ卵：Corrugated Eggs</h2>



<p>これらの卵は、非常にでこぼこした波状の外観を呈する表面を有している。卵殻膜を卵殻で覆う前に栄養豊富な水分を卵殻膜内部に送り込む膨張過程で発生する。膨張が完了する前に適切にコントロールされずに終了すると、波状のでこぼこ卵が生じる。<br>この異常は老鶏で起こることが多いが、若令鶏でもみられることがある。ヒートストレス、塩分濃度の高い飲水、栄養不足やマイコトキシン汚染飼料などすべてが波状のでこぼこ卵を生じる可能性がある。<br>水質検査、飼料内容見直し、飼料原料チェックが求められる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="371" height="462" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image7.jpeg" alt="" class="wp-image-7118" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image7.jpeg 371w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image7-241x300.jpeg 241w" sizes="auto, (max-width: 371px) 100vw, 371px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">９．ボディチェック卵：Body-checked Eggs</h2>



<p>卵殻腺部で硬化過程にある際に外部からの力あるいは過剰な活動でヒビ割れて産卵前に修復された卵。主に赤道部に修復跡がみられる。<br>ストレスあるいは不適切な点灯を受けた鶏からボディチェック卵が生じやすく、特に点灯時間と明確に相関がある。Dharwale（2008）は、点灯時間を16時間から19時間に増加するとボディチェック卵発生率が7.7%から18.3%に上昇し、16時間に戻すと5.8%に減少し、14時間に変更すると1%とさらに減少したことを報告している。<br>卵殻石灰化過程にある午後の鶏群活動制限と点灯時間の適正化が求められる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="454" height="319" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image8.jpeg" alt="" class="wp-image-7119" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image8.jpeg 454w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image8-300x211.jpeg 300w" sizes="auto, (max-width: 454px) 100vw, 454px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">１０．変形卵：Misshapen eggs</h2>



<p>産卵初期の発生が多いが、後期にもみられる。多様な奇形卵があり、写真左は卵殻形成時に鋭端部の収束が正常に進行しなかった卵、中央は赤道部がくびれた卵、右は長軸が長く楕円形に近い卵。<br>卵殻腺部の機能不全やストレス、卵管内卵への異常な圧力などが考えられる。<br>優しい鶏の取り扱い、午後の鶏群活動制限などが求められる。</p>



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<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="259" height="401" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image10.jpeg" alt="" class="wp-image-7121" style="width:252px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image10.jpeg 259w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image10-194x300.jpeg 194w" sizes="auto, (max-width: 259px) 100vw, 259px" /></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="255" height="405" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image11.jpeg" alt="" class="wp-image-7122" style="width:244px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image11.jpeg 255w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2026/02/image11-189x300.jpeg 189w" sizes="auto, (max-width: 255px) 100vw, 255px" /></figure>
</div>
</div>



<h2 class="wp-block-heading">１１．退色（褐色卵など）：Pale-shelled eggs</h2>



<p>卵殻色素は卵殻の石灰化の最後に卵殻に沈着する。赤玉鶏の褐色卵の主な卵殻色素はプロトポリフィリンとビリベルジンである。これら卵殻色素の生成は若令鶏で最大であり、 加令に伴い徐々に減少する。<br>鶏病（伝染性気管支炎、産卵低下症候群、ニューカッスル病）感染、マイコトキシン、化学物質（ナイカルバジン、モネンシン、ピペラジン）、多量のアンモニア吸入、高熱、脱水、子宮部粘膜の炎症、重度のストレスなどは生殖器官に影響を与え卵殻色素の減少をもたらすことがある。<br>ワクチネーション・プログラムの見直し、鶏舎内空気の質のコントロールなどが求められる。</p>



<p>【参考文献】<br>今井　清：「ニワトリにおける卵生産過程とそのしくみ」日本鳥学会誌Vol.52(1):1-12（2003）<br>鎌田 隆：「規格外卵の分類と野外事例」鶏病研究会報Vol.38（4）:169-181 (2002)<br>卵事例ハンドブック編集委員会：「改訂版卵事例ハンドブック」<br>DHAWALE, A. 2008. Abnormal eggs cause subnormal profits, World Poultry, Vol.24, No.6:20-23 (2008)<br>HERSTAD, O., THEILGAARD, K., SANDAS, O., Twin eggs and the biological limit for egg production, World Poultry, Vol.13, No.1:16-17 (1997)<br>University of Georgia Poultry Science Department “A Dozen Egg Abnormalities”</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ブロイラー種鶏における飼養管理上のポイントと飼料面で考慮すべきこと</title>
		<link>https://www.yptech.co.jp/swine-poultry/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%83%bc%e7%a8%ae%e9%b6%8f%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e9%a3%bc%e9%a4%8a%e7%ae%a1%e7%90%86%e4%b8%8a%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a8/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yptech]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Dec 2025 06:06:05 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[● ブロイラー種鶏メス雛導入羽数とコマーシャルブロイラー餌付け・出荷羽数の推移；2024年のブロイラー種鶏メスは国産・輸入合わせて4,910千羽、前年対比で145千羽増加しているが、2011年の5,352千羽から8%以上（452千羽）減少している。一方で、コマーシャルブロイラーの餌付け羽数は2011年の664,611千羽から2024年の771,554千羽と16%以上（106,943千羽）増加してお …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>● ブロイラー種鶏メス雛導入羽数とコマーシャルブロイラー餌付け・出荷羽数の推移；<br>2024年のブロイラー種鶏メスは国産・輸入合わせて4,910千羽、前年対比で145千羽増加しているが、2011年の5,352千羽から8%以上（452千羽）減少している。一方で、コマーシャルブロイラーの餌付け羽数は2011年の664,611千羽から2024年の771,554千羽と16%以上（106,943千羽）増加しており（出荷羽数も同様）、種鶏1羽あたりの雛生産能力向上が顕著となっている。</p>



<p></p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="670" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image1-3-1024x670.png" alt="" class="wp-image-6942" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image1-3-1024x670.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image1-3-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image1-3-768x503.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image1-3-640x419.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image1-3.png 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">図1</figcaption></figure>



<p>一般に増体と繁殖は相反する能力といわれている。遺伝的増体能力を有するブロイラー種鶏が産卵（種卵・雛生産）成績を高めてきていることから、育成段階から産ませるための手助けがより一層必要となっている。</p>



<p></p>



<p>● ブロイラー種鶏の生理反応と管理上のポイント：<br>育成から産卵開始について以下の図２にまとめた。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="669" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image2-1024x669.png" alt="" class="wp-image-6943" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image2-1024x669.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image2-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image2-768x502.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image2-640x418.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image2.png 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">図２</figcaption></figure>



<p>育雛初期（0-2週令頃）；<br>免疫系、心臓循環器系、肺、羽生の発達が始まり、続いて骨格系統、脂肪組織の発達がみられる。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />7日令前後でコクシバック（コクシジュームワクチン）投与</p>



<p>2-6週令頃；<br>筋肉・骨格が急速に発達し、それに伴う代謝上の発達がみられる。また、この時期に移行抗体が消失する。<br>オスでは、セルトリ細胞の発達がみられる。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />育成鶏の斉一性を高めるために4週令頃にグレーディングが行われる。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />グレーディング以降、体重コントロール主体の給餌が行われる</p>



<p>6-10週令頃；<br>直線的に成長する期間で、筋肉は急速に発達し骨格は引き続き発育する。<br>オスのセルトリ細胞は継続的に発達。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />体重コントロールに基づく給餌が行われる。</p>



<p>10-15週令頃；<br>発育速度は比較的緩慢となり、12週令頃に骨格の95%が完成。性成熟準備のホルモン生産量増加、生殖器官の発達がみられる。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />体重コントロールに基づく給餌が行われる。</p>



<p>15週令-産卵開始；<br>産卵開始前4週くらいから卵巣・卵管が急速に発達し、性ホルモン作用で産卵に向けたエネルギー蓄積、脛骨や大腿骨での骨髄骨形成とCa蓄積がみられる。<br>15週令以降オスでの精巣発達が促進される。光線刺激後の3週間に精巣の著しい成長がみられる。光線刺激は精子生産開始ホルモンの分泌刺激により性成熟を促進し、精巣サイズを劇的に増加させる。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />20週令頃に配雄が行われる。<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />体重コントロールに基づく給餌が行われ、産卵開始前には光線刺激によるホルモン蹴り込みに加え飼料増量で産卵を刺激する。</p>



<p></p>



<p>産卵開始以降について以下の図３にまとめた；</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1023" height="669" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image3-1.png" alt="" class="wp-image-6944" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image3-1.png 1023w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image3-1-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image3-1-768x502.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image3-1-640x419.png 640w" sizes="auto, (max-width: 1023px) 100vw, 1023px" /><figcaption class="wp-element-caption">図3</figcaption></figure>



<p>産卵期前半の産卵立ち上り及びピーク期間は、体重は発育過程にあり卵重も増加している。産卵期後半には、産卵は漸減し、体重および卵重は増加を続け、卵殻質は低下していく。<br>体重および卵重推移を確認し飼料（エネルギー）給与量の適正化を図る必要がある。飼料（エネルギー）過剰は過肥となり、その後の産卵に悪影響をもたらす。飼料（エネルギー）不足は先ず卵重低下として現れ、その後体重減や産卵への悪影響をもたらす。</p>



<p>★　卵重測定：毎日測定。集卵が一日に複数回ある場合は、同じ回（例えば二回目）に決めて集卵する。一回目は重くなる傾向があり、毎日異なる回で測定すると卵重推移の実態を把握できなくなる。</p>



<p>★　体重測定：生産期に入ってもサンプル鶏による定期的な体重測定が求められる。メス増体ピークは産卵ピーク前に現れ、その後漸増するのが望ましい。エッグマスのピークを過ぎたら、過肥を避けるためメスへの飼料（エネルギー）給与量の減量を開始する。オスは30週令前に成熟体重に到達し、その後も漸増することが望ましいい。</p>



<p>また、卵殻質は孵化率に影響することから、定期的な卵殻質チェックも推奨する。</p>



<p>★　卵比重測定（非破壊検査）による卵殻質チェック：<br>水、食塩及び比重計で1.08の食塩水を調製し、種卵を投入、浮遊卵と沈降卵の比率をチェックする。検査後は種卵として孵化に供する。<br>ROQUEとSOARES (1994) は、27-31、40-44、55-59週令の種鶏群から採取した種卵を卵比重1.08以下（≦1.08：浮遊卵）と1.08より大きい（&gt;1.08：沈降卵）２グループに分けて孵化成績を調査した結果を報告している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="476" height="452" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image5.png" alt="" class="wp-image-6946" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image5.png 476w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image5-300x285.png 300w" sizes="auto, (max-width: 476px) 100vw, 476px" /><figcaption class="wp-element-caption">図4</figcaption></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="497" height="452" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image4.png" alt="" class="wp-image-6945" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image4.png 497w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image4-300x273.png 300w" sizes="auto, (max-width: 497px) 100vw, 497px" /><figcaption class="wp-element-caption">図5</figcaption></figure>



<p>比重1.08以下の種卵（浮遊卵）は中止卵が多く孵化率が低くなる傾向を示している。（図４，５参照）</p>



<p>★ 雌雄別給餌における盗み食い<br>配雄後の雌雄別給餌が普及している。メス用給餌樋にメスの頭は入るが、オスは入らない幅のグリルを装着し、オス用給餌ホッパーはメスが届かない高さに設置する方法が一般的。これが適正に行われないと、メス・オスが互いの餌を盗み食いすることになる。配雄率は10％程度であり、オスがメス用給餌樋から盗み食いしても問題とはなりにくいし、グリルに頭の入るオスはほとんどいないであろう（当初グリルに入ってもすぐに入らなくなる）。一方、メスがオス用給餌ホッパーから盗み食いした場合は問題となる。オス用給餌ホッパーは1個当たり10羽程度を想定されており、そのホッパーが（メスが届かない）適正な高さでないと、かなりのメスが盗み食いすることになり、オスにとってエネルギー供給不足という大問題となる。筆者も、雌雄別給餌で鶏冠が退色し動きの悪いオスを見かけた際、別飼いして給餌すると回復したケースを経験している。メスの盗み食いによるエネルギー供給不足が招いたものと推察された。</p>



<p>★ オス種鶏の受精能力には体重だけでなく肉付き（堅い胸張り）が重要<br>オスは30週令前に成熟体重に到達させその後も漸増するのが望ましく、同時に脂肪過多でない肉付き（堅い胸張り）が求められる。28-30週令で精巣発達及び精液生産量はピークを迎え、35週令以降、精巣重量や精子生産における自然減衰、それに伴う受精率低下が生じる。<br>POWLEY (2008) は、最適受精率を得るには体重だけでなく肉付きが重要であること、過肥や痩せすぎのオスにおいて精巣退行が顕著で、35週令以降の体重と肉付き維持が受精率低下緩和に重要であると述べている。（表１参照）</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="561" height="218" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image6-1.png" alt="" class="wp-image-6947" style="width:795px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image6-1.png 561w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image6-1-300x117.png 300w" sizes="auto, (max-width: 561px) 100vw, 561px" /><figcaption class="wp-element-caption">表1</figcaption></figure>



<p>また、良好な受精種卵を得るために以下をツールとして先を見越した管理手法をとることを推奨している；<br>・ 肉付き：脂肪過多でない堅い胸張りが望ましい<br>・ 給与飼料量：飼料給与時に以下を観察<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />雌雄別給餌でのメスの盗み食い<br><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />給餌配分状況<br>・ 体重<br>・ 配雄率<br>・ オス種鶏群の斉一性<br>・ ベント（総排泄口）のサイズ、湿気、色<br>・ 顔色</p>



<p>★ メス種鶏による受精率低下要因：<br>オス種鶏の能力だけでなく、メス種鶏のオスへの受容性が受精率に大きく影響する。<br>メス種鶏が過肥になると、産卵への悪影響のみならず、下腹部に脂肪が蓄積され交尾体制が取りにくくなり、結果として受精率低下をもたらす。また、メス種鶏の羽根被覆が不十分であるとオスに対する受容性が低下し受精率に悪影響を及ぼす。不十分な羽根被覆は育成・種鶏段階を通じての羽生やツツキ行為によるもので、要因として、飼料配分、栄養レベル（飼料設計）、1羽当たりの飼料量及び飲水量、飼育密度、給餌スペース、飲水スペース、床面管理、腸管健康/鶏病、鶏への不適切な取扱い、配雄過多（オーバーメイティング）、品種などがあげられる。<br> <br>● 推奨される飼料体系と考慮すべき点；<br>育種会社マニュアルの完成度は高く、基本的にはこれに準ずることを推奨する。</p>



<p>0-14日令：幼雛用（餌付け用/プレスターター）<br>基本的考え方はコマーシャルブロイラーの餌付け用と同様だが、コクシバック（コクシジュームワクチン）効果を妨げる抗コクシジューム剤の配合は避けねばならない。</p>



<p>15-42日令：幼雛用兼中雛用（スターター）･･･公定規格で4週令まで幼雛用、それ以降中雛用<br>蛋白・アミノ酸など採卵鶏幼雛用と同等レベルの内容だが、エネルギーレベルは中雛用並みに抑え調整給餌しやすくする。また、羽生時期における栄養的ギャップを避けるため次の飼料への切り替え時期を42日令頃にする。</p>



<p>43-105日令：中雛用兼大雛用（グロワー）･･･公定規格で10週令まで中雛用、それ以降大雛用<br>ブロイラー種鶏の増体能力が高く、好きなだけ食べさせると体重はへたすると6Kg以上にもなり種鶏としての機能が失われてしまう。産卵のための体重コントロールは不可欠で、飼料中エネルギーを可能な限り低減化した体重コントロールしやすい飼料が望ましい。実用的には2600KCal/Kg辺りが望ましい。<br>MEあたりの栄養素を一定としてMEレベルを下げていくと、トン当たりの飼料コストはあるレベルで最低となり、その後上昇する（図６）。また、トン当たりコストは下がっても必要エネルギー摂取のための飼料量が増加し1羽当たりの飼料コストは上昇する。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="730" height="326" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image7-1.png" alt="" class="wp-image-6948" style="width:820px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image7-1.png 730w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image7-1-300x134.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image7-1-640x286.png 640w" sizes="auto, (max-width: 730px) 100vw, 730px" /><figcaption class="wp-element-caption">図６；MEレベルと飼料コスト（￥/㌧）模式図</figcaption></figure>



<p>★ グロワー飼料から切り替える際の留意点<br>実用的には2600KCal/Kg辺りが望ましいと上述したが、105日令で次の飼料（例えば2800KCal/Kgプレブリーダー）に切り替える場合、飼料給与量は増加あるいは最低でも同量給与し、減量することは避けるべきである。105～106日令の切り替え時、1羽あたりのエネルギー給与量は増加させるが、その増加割合以上にグロワーとプレブリーダーの飼料中エネルギーに格差があると、1羽当たりエネルギーは増加したにもかかわらず飼料量が減る可能性がある。この場合、切り替え数日間はグロワーとプレブリーダーの混合使用することを薦める。</p>



<p>106日令-155日令：産卵開始：大雛用（産卵開始前用/プレブリーダー）･･･公定規格で大雛用<br>性成熟と産卵準備での極めて重要なステージで、この時期に発育段階を無事完結するためにプレブリーダー給与を推奨する。飼料内容は基本的に種鶏用と同等の栄養レベルで、Caレベルのみ種鶏用の半分程度に抑えた内容が望ましい。<br>産卵開始4週間ほど前から脛骨や大腿骨に骨髄骨形成しCaを蓄積する。このＣａは産卵期の卵殻形成のための貯金となる。この期間でのプレブリーダー給与を推奨する。加齢とともに卵殻質は低下するが、産卵初期に高めておくと後半もある程度の卵殻質を維持でき、結果として孵化率への寄与が期待できる。<br>さらに、グロワーが2600KCal/Kgと低いMEであれば、2800Kcal/Kgのプレブリーダー使用は生産段階への円滑なエネルギー移行を可能にし、飼料量の微増、適正な体重増、均整の取れた胸筋構成及び脂肪蓄積を促進する。</p>



<p>156日令～：種鶏飼育用（ブリーダー）<br>種卵生産、孵化率に影響する卵殻質維持に加え雛質に配慮した栄養レベルが求められる。<br>１種類のブリーダー飼料を最後まで給与するケースが大半であるが、産卵後半（50週令～）は、生理的に産卵漸減、卵重増（過大卵増）、卵殻質低下などが生じる。このことから、前期・後期の二段階給与も普及している。</p>



<p>★ ブリーダー後期用で考慮すべき点：<br>・前期用から後期用飼料への切り替えギャップで産卵に悪影響が出る可能性がある。切り替え数日間は前期・後期用の混合使用でギャップを軽減する。<br>・飼料給与量は漸減過程にあり、1羽当たりの栄養必要量を維持できる飼料内容にする。<br>・卵殻質維持のためＣａやビタミンＤ３レベルを高め、有効Ｐを下げる。<br>・飼料内容とエネルギー給与量で適正範囲での卵重微増を維持すべきである。低蛋白・低アミノ酸飼料による無理な卵重コントロールは結果として産卵低下を招く可能性がある。</p>



<p>156日令～：オス種鶏用飼料<br>メス種鶏用と同レベルのMEでCP：11-13％、Ca：0.8-1.0％、有効P：0.4％が推奨されている。<br>オス用別給餌器利用の概念が1980年代初期にUSで導入されて以降、オスへの低CP・低Ca飼料給与が繁殖成績に有益であることが報告されている。WILSONら（1987）は、12-14％のCP含量飼料を与えたケージ飼育のオスの精液生産量はCP16或いは18％の飼料よりも多かったことを報告している。LOPEZら(1995)はCP16～10％の飼料を給与したところ、CP16％群で無精卵率が有意に高く、10％群で卵重及び雛体重が有意に低くなったことを報告している。（表２参照）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="929" height="290" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image8.png" alt="" class="wp-image-6949" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image8.png 929w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image8-300x94.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image8-768x240.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image8-640x200.png 640w" sizes="auto, (max-width: 929px) 100vw, 929px" /><figcaption class="wp-element-caption">表2</figcaption></figure>



<p>SILVEIRAら(2014)は、28週令以降一連のメス用飼料に替えてオス用飼料を給与された群は、受精率及び孵化率で有意な改善を示したことを報告している。（表３，４参照）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="845" height="290" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image9.png" alt="" class="wp-image-6950" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image9.png 845w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image9-300x103.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image9-768x264.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image9-640x220.png 640w" sizes="auto, (max-width: 845px) 100vw, 845px" /><figcaption class="wp-element-caption">表3</figcaption></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="591" height="218" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image10.png" alt="" class="wp-image-6951" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image10.png 591w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/12/image10-300x111.png 300w" sizes="auto, (max-width: 591px) 100vw, 591px" /><figcaption class="wp-element-caption">表4</figcaption></figure>



<p>TYLERら（2021）はケージ飼育Ross308オスに４飼料処理（CaとCP両者に低及び高レベル）を組み合わせた給与試験を実施した結果、精子品質において飼料処理の影響はなかったが、高Ca（3.04%）給与は精子濃度に悪影響を与え、特に高CP（14.7%）と高Ca（3.04%）のメス用飼料で生じたことを報告している。<br>一連の報告は、雌雄両者にメス用飼料を給与すると受精率に悪影響を及ぼす可能性があり、オス種鶏にはオス専用飼料給与が望ましいことを示唆している。</p>



<p>一方で、ブロイラー種鶏用飼料需要はメスベースで年間25～30万㌧、配雄率10%とするとオス用は2.5万㌧かそれ以下と推察され、オス用飼料を検討する際には先ずもって物流上の課題を解決することが必要となる。</p>



<p> <br>【参考文献】<br>農林水産省「畜産統計」<br>一般社団法人日本種鶏孵卵協会「種鶏孵卵統計情報」<br>Cobb500 First Feather Breeder, Management Supplement<br>Ross Parent Stock, Management Handbook 2023<br>Ross308 Parent Stock, Nutrition Specification 2021<br>LOPEZ, G. &amp; LEESON, S. 1995. Response of Broiler Breeders to Low-Protein Diets. Poultry Science 74:685-695<br>POWELY, J. 2008. Good fertility starts with good tests development, World Poultry Vol.24 No.9, 16-17<br>ROQUE, L. &amp; SOARE, M. C. 1994. Effects of Eggshell Quality and Broiler Breeder Age on Hatchability, Poultry Science 73:1838-1845<br>SILVIERA, M. M., A. FREITAS, C. MORAES, F. GOMES, F. LITZ, J. MARTINS, N. FAGUNDES, &amp; E. FERNANDES. 2014. Feeding management strategy for male broiler breeders and its effects on body weight, hatchability, and fertility. Braz. J. Poult. Sci. 16(4):397-402<br>TYLER, N. C., M. NAMNTU, &amp; M. CIACCARIELLO. 2021. Research Note: The effect of crude protein and calcium intake on fertility of male broiler breeders. Poult. Sci. 100:101284.<br>WILSON, J. L., G. R. MCDANIEL, and C. D. SUTTON. 1987. Dietary protein levels for broiler breeder males. Poult. Sci. 66:237-242.</p>
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			</item>
		<item>
		<title>コマーシャルブロイラーにおける初期発育の重要性</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yptech]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Oct 2025 01:30:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[育種改良によりコマーシャルブロイラーの増体能力が高まり、出荷日令が短縮化されてきている。その結果として、飼育期間中（入雛から出荷まで）の育雛期間（ここでは0－14日令とした）比率が高まってきている。（図１） 初期発育はその後の成長に大きく影響する。育雛期間中の飼育管理を適正に行い初期発育を首尾よくさせることが経済性を高める。ブロイラー育種会社は、その製品（鶏種）の能力を発揮させる為の手法をマニュア …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>育種改良によりコマーシャルブロイラーの増体能力が高まり、出荷日令が短縮化されてきている。その結果として、飼育期間中（入雛から出荷まで）の育雛期間（ここでは0－14日令とした）比率が高まってきている。（図１）</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="670" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image1-2-1024x670.png" alt="" class="wp-image-6703" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image1-2-1024x670.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image1-2-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image1-2-768x503.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image1-2-640x419.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image1-2.png 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>初期発育はその後の成長に大きく影響する。育雛期間中の飼育管理を適正に行い初期発育を首尾よくさせることが経済性を高める。<br>ブロイラー育種会社は、その製品（鶏種）の能力を発揮させる為の手法をマニュアルで示している。このことは、言い換えると「マニュアルはその鶏種の欠点を補う為」にあるといえよう。<br><br>■ 増体改善･･･代謝上の発熱量を高める。<br>• 適正温度帯による管理。<br>• 代謝に発熱を伴う粗蛋白ではなく可消化アミノ酸による設計。<br>■ 産肉量増加･･･リジン要求量を高める。<br>• 可消化リジンに対する理想アミノ酸バランスの適用。<br>■ FCR改善･･･初期の食欲発達を抑制する。<strong><br></strong>• 初期栄養と餌付け管理の重要性。<br><br>また、能力が高まることで反応は敏感となり飼育管理が不十分であると、代謝障害・発育不全をもたらす。発育ステージに適合した飼育管理と給与プログラムの適用が重要となっている。<br>コマーシャルブロイラーの発達と管理上のポイントについて図２にまとめてみた。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="565" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image2-1024x565.png" alt="" class="wp-image-6704" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image2-1024x565.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image2-300x165.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image2-768x424.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image2-640x353.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image2.png 1514w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>0-7日令：<br>免疫系、心臓循環器系、肺、羽生における重要な発達をする時期。卵黄嚢が消費され、腸管絨毛が発達を始める。<br>7-14日令：<br>骨格系統、脂肪組織、心臓循環器、肺、羽生、免疫器官、腸管絨毛の発達がみられる。<br>14日令以降：<br>筋肉・骨格の急速発達に伴う代謝上発達や羽根、心臓循環器、肺、免疫の継続的発達がみられ、その後脂肪蓄積も進む。</p>



<p>育雛初期に何らかのトラブル、例えば、湿度不十分や飲水不足による脱水は、呼吸器組織を損傷し血中酸素保有能力を低下させる。また、飼料摂取が不十分であると羽生の遅れや発育抑制に加え免疫応答メカニズムの低下をもたらす。<br>さらに、それらトラブルはその後の突然死、腹水症、代謝障害、骨格発育異常、脚弱、呼吸器病などにつながるおそれがあり、結果として格外廃棄率を高めることになる。<br>円滑にこの時期を乗り切るための適切な育雛管理、つまり、温度、湿度、空気の質、飲水、消化性の良い餌付飼料給与が求められる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">温度管理について</h2>



<p>体温調整未熟な雛たちにとって適正な温度管理は不可欠である。<br>図３にブロイラー育種会社Aviagen（Ross）社のマニュアル2006年と2025年の推奨温度を比較してみた。2006年版では日令に応じた推奨温度であるが、2025年版では体重に応じた推奨温度となっており、2025年版に関しては体重（2022年版目標体重に基づく）に対応する日令で示した。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="670" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image3-1024x670.png" alt="" class="wp-image-6705" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image3-1024x670.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image3-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image3-768x503.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image3-640x419.png 640w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image3.png 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>全体的に同じようであるが、2025年版では入雛直後は1度高く、27日令では1度低く、推奨温度に相違がある。初期温度を高めているのは、温度調整機能未熟であると同時に、小さい雛も含めより多くの初生雛を入雛させる（種鶏1羽の生産性増加）ために、あるいはオンファームハッチング（コマーシャル農場での孵化）を対象にしているのかもしれない。27日令に低く推奨しているのは、育種改良による増体改善で代謝上の発熱量が高まるに伴って低く推奨しているものと推察される。過去と同様の温度管理をしていると、結果として発育抑制などのトラブルを引き起こすおそれがある。雛の分布や活動状況の観察に基づく温度管理が求められる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">初期餌付の重要性</h2>



<p>餌付け後72時間以内に雛全群の食欲を発達させることで、この期間中に未熟な組織から発育組織に完全に移行させることが重要である。即ち血管、心肺機能、骨格、血液、羽毛、中枢神経組織はこの時期に発達し、これに加えて代謝循環機能、摂取飼料の消化吸収機能もこの時期に発達する。<br>Nistan等（1991）は、膵臓、小腸、肝臓が最初の数日間で急速に発達し、膵臓や小腸は最初の３日間で３倍に成長することを報告している。（図４）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="591" height="630" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image4.png" alt="" class="wp-image-6706" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image4.png 591w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image4-281x300.png 281w" sizes="auto, (max-width: 591px) 100vw, 591px" /></figure>



<p>Sklan（2001）は、小腸は重量発達と同時にその絨毛表面積も大きくなり消化吸収機能が急速に高まることを報告している。（図５）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="892" height="551" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image5.png" alt="" class="wp-image-6707" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image5.png 892w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image5-300x185.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image5-768x474.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image5-640x395.png 640w" sizes="auto, (max-width: 892px) 100vw, 892px" /></figure>



<p>この時期の失敗は、その後の発育に修復不可能な悪影響をもたらす。<br>Sklan（2001）は、入雛後に餌付けの遅れた群は入雛後即餌付けされた群より小腸重量が軽くなることも報告している。（図６）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="652" height="502" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image6.png" alt="" class="wp-image-6708" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image6.png 652w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image6-300x231.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image6-640x493.png 640w" sizes="auto, (max-width: 652px) 100vw, 652px" /></figure>



<p>小腸重量が軽いということは消化吸収能力が劣り発育抑制につながる。<br>また、Dibner等（1988）は入雛後４８時間の絶食を経て給餌された雛の7日令におけるファブリキウス嚢重量は、正常給餌群の半分以下とほとんど発達していないことを報告している。（図７）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="948" height="668" src="http://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image7.png" alt="" class="wp-image-6709" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image7.png 948w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image7-300x211.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image7-768x541.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/10/image7-640x451.png 640w" sizes="auto, (max-width: 948px) 100vw, 948px" /></figure>



<p>初期餌付けの遅れは発育のみならず免疫機能まで損なってしまう。<br>初期餌付けが重要である一方で、初生雛たちは餌を知らないで入雛される。餌の認識はその嘴でついばむことから始まる。餌付飼料は消化性及び栄養価の良いものが求められるが、先ずもって雛に認識してもらうため、顆粒状のクランブルが推奨される。クランブル飼料を餌付エリアに与えることで、音と立体的な陰影（微粉マッシュでは陰影が乏しい）で雛が興味を持ち啄んでくれる。そのために照度は育雛域である程度の照度（80-100ルックス）を保つことが重要となる。餌を摂取することで摂餌意欲が沸きさらに摂取し腸管発達にも寄与する。<br>入雛後最初に与えるのは餌か水のどちらが良いかという議論を聞いたことがある。筆者の経験でも餌を先に与えることを推奨する。雛は先に水を飲むと体温が下がってしまい採食活動が鈍くなり初期餌付に支障をきたす。先に餌をついばむことで代謝により体温が上がり活動が活発となりその後にドリンカーにとりつくようになる。ドリンカーへのとりつきが悪い場合は、一部の雛をドリンカーに接触させ水を教えて飲ませると仲間が真似をして全群に普及するようになる。<br>育種改良目標の一つにFCRがあるが、FCRを改善することはその鶏の摂餌意欲を抑えることになる。このことから、育種改良が進んだ雛たちは摂取意欲が低く、餌付にはそれなりの手助けが必要となっている。一度にドカッと給餌しそのまま餌付けエリアに放置すると経過時間によっては変敗し雛は摂取しなくなる。粉の多い餌が残った場合、特に問題となる。<br>新鮮な餌を頻繁（1日4－5回）に与え、給餌による音とともに採食刺激を高めることが求められる。<br>また、給餌機会毎に実際に摂取しているかをクロップフィル・チェック（そ嚢の触診）により確認することも忘れてはならない。Aviagen Ross Breedersでは、そ嚢を満たしている雛の比率目標を餌付け後48時間で100%としている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">推奨飼料プログラム</h2>



<p>すでに図２に示したが、飼料切り替えによる栄養ギャップを抑えるためのマルチフェーズフィーディングを推奨する。実用的には４段階で、以下に例を挙げる。<br>0～10日令；雛の嘴サイズを考慮したクランブル（あるいは顆粒）形状の餌付け用（プリスターター）<br>11日令～3週令頃；やや大きめサイズのクランブル形状の前期用（スターター）<br>3週令頃～5/6週令；ペレット形状の後期用（グロワー）<br>5/6週令～出荷；ペレット形状の出荷前専用（フィニッシャー）<br> <br>【参考文献】<br>農林水産省畜産局畜産振興課「鶏の改良増殖をめぐる情勢：令和7年1月」<br>Aviagen Ross Broiler Handbook 2025<br>Aviagen Ross Broiler Handbook 2006<br>Aviagen Ross Broiler Performance objective 2022<br>Zafrira Nistan, G.Ben-Avraham, Zipora Zoref, (1991) Growth and development of the digestive organs and some enzymes in broiler chicks after hatching, British Poultry Science 32; 515-523<br>David Sklan, (2001) Development of the digestive tract of poultry, World’s Poultry Science Journal, Vol 57; 415-428<br>J.J.Dibner, C.D.Knight, F.J.Ivey (1998) World Poultry-Elsevier volume 114, No.5; 36-40</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>レイヤー用飼料プログラム・・・育成の重要性について</title>
		<link>https://www.yptech.co.jp/swine-poultry/%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%a4%e3%83%bc%e7%94%a8%e9%a3%bc%e6%96%99%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e8%82%b2%e6%88%90%e3%81%ae%e9%87%8d%e8%a6%81%e6%80%a7%e3%81%ab/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yptech]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 23 Jul 2025 01:30:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[Index 採卵成鶏飼養動向； 採卵養鶏生産規模拡大に伴う課題; 産卵鶏育種改良による課題； 育成段階における目標体重達成の重要性； 育成体重の影響； 性成熟時に体躯の小さい鶏群は以下の特徴を有する； 産卵ピーク後の落ち込み現象； 飼料プログラム； 採卵成鶏飼養動向； 飼養戸数は小規模経営を中心に減少傾向で推移、2024年は鳥インフルエンザの影響等もあり、1,640戸となった。一方、成鶏めす飼養羽 …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<dl class="techInfoIndex">
<dt class="techInfoIndex__title">Index</dt>
<dd class="techInfoIndex__body">
<ul class="techInfoIndex__list">
<li style="list-style-type: none;">
<ul class="techInfoIndex__list">
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link1">採卵成鶏飼養動向；</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link2">採卵養鶏生産規模拡大に伴う課題;</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link3">産卵鶏育種改良による課題；</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link4">育成段階における目標体重達成の重要性；</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link5">育成体重の影響；</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link6">性成熟時に体躯の小さい鶏群は以下の特徴を有する；</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link7">産卵ピーク後の落ち込み現象；</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link8">飼料プログラム；</a></li>
</ul>
</li>
</ul>
</dd>
</dl>



<h2 class="wp-block-heading" id="link1">採卵成鶏飼養動向；</h2>



<p>飼養戸数は小規模経営を中心に減少傾向で推移、2024年は鳥インフルエンザの影響等もあり、1,640戸となった。<br>一方、成鶏めす飼養羽数は2014年以降増加していたが、新型コロナや鳥インフルエンザ等の影響により2021年以降減少傾向が続いている。2024年は増加に転じ約１億３千万羽となった。<br> 規模別でみると、成鶏飼養羽数10万羽以上層は、飼養戸数の21.3％であるが、成鶏飼養羽数の割合では全体の81.1％以上を占めており、経営の大規模化が進んでいる。また、1戸あたりの飼養羽数は2024年79.1千羽で年々増加傾向にある。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="806" height="527" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像1-1.png" alt="" class="wp-image-6505" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像1-1.png 806w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像1-1-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像1-1-768x502.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像1-1-640x418.png 640w" sizes="auto, (max-width: 806px) 100vw, 806px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="link2">採卵養鶏生産規模拡大に伴う課題;</h2>



<p>生産規模拡大に伴い大規模育成農場が必要となり、コスト面を考慮した環境コントロール可能な高密度多段式飼育システムが普及してきた。このようなシステムで推奨羽数より多く収容した場合、鶏が十分に飼料摂取できないおそれがある。<br>最近ではアニマルウェルフェアの観点からアビアリーシステムやエンリッチドケージシステムの採用がみられている。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link3">産卵鶏育種改良による課題；</h2>



<p>育種の方向は、産卵性能、卵重、卵質及び飼料要求率改善に向けられている。飼料要求率の改善は、産卵期間中の経済性に効果をもたらすが、育成期間中に鶏は少ない飼料量で高産卵に耐える体作りを強いられる。更に、初期の飼料摂取意欲は以前より低下し、目標体重達成を困難にする虞が生じている。育成鶏の仕上がりが産卵期間の成績に大きく影響を与え、僅かな成績反応が収益に大きく反映する。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link4">育成段階における目標体重達成の重要性；</h2>



<p>収益性の更なる改善は、鶏種に加え適正な飼料プログラムの選択による目標体重の達成にある。育種会社(鶏品種)によって当然目標体重は異なるが、目標体重を達成する事の重要性において共通である。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link5">育成体重の影響；</h2>



<p>18週令目標体重が産卵性、食下量、卵重分布に及ぼす影響を示した。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="502" height="328" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像2-2.png" alt="" class="wp-image-6506" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像2-2.png 502w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像2-2-300x196.png 300w" sizes="auto, (max-width: 502px) 100vw, 502px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="504" height="329" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像3.png" alt="" class="wp-image-6507" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像3.png 504w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像3-300x196.png 300w" sizes="auto, (max-width: 504px) 100vw, 504px" /></figure>



<p>上図では、18週令目標体重を達成した適正体重(1.35Kｇ)の群（右から二つ目）は良好な産卵成績をもたらしている。18週令体重の小さい群（1.05～1.25Kg、左の三つ））は飼料摂取量･産卵成績とも低い。一方で、18週令時点で適正体重を大きく上回る(1.45Kg)群（右端）では産卵成績は良好であるが、その後の体重増で維持エネルギー要求量が高まり飼料摂取量が増加した。<br>下図では、18週令育成体重が卵重分布にも影響し、産卵期間の成績・経済性にとって重要であることを示唆している。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link6">性成熟時に体躯の小さい鶏群は以下の特徴を有する；</h2>



<p>• 成熟しても依然として小さい<br>• 産卵個数が少ない<br>• 卵重が小さい<br>• 飼料摂取量が少ない<br>• 脱肛が多い<br>• 産卵ピーク後の産卵落ち込み現象を引き起こしやすい</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link7">産卵ピーク後の落ち込み現象；</h2>



<p>この様な現象は主に目標体重に到達していない場合に生じる。産卵ピーク後しばらくして日卵量のピークとなるが、産卵の落ち込み現象はこの日卵量ピークの時期と重なっている。育成段階で目標体重に到達していない鶏群は蓄積エネルギーも少なく、産卵ピークに向けてそのエネルギーを使い果たしてしまい、更に飼料摂取量も少ないことから産卵ピーク時点でエネルギー不足となりピーク後の産卵落ち込み現象を招くことになる。（右図赤色ライン参照）<br>また、鶏群体重や性成熟の斉一性が低い場合には個体ごとのピーク時期がバラつくことで産卵ピークは低くなり遅れが生じる。（下図黄色ライン参照）</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="499" height="374" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像4.png" alt="" class="wp-image-6508" style="width:691px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像4.png 499w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像4-300x225.png 300w" sizes="auto, (max-width: 499px) 100vw, 499px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="link8">飼料プログラム；</h2>



<p>育種会社によって推奨育成飼料給与プログラムは以下のとおり多様である。育種会社は、その鶏品種の能力を発揮出来る、言い換えるとその鶏品種の欠点を補う為の飼料プログラムを推奨していることになる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="912" height="345" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像5.png" alt="" class="wp-image-6509" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像5.png 912w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像5-300x113.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像5-768x291.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/07/画像5-640x242.png 640w" sizes="auto, (max-width: 912px) 100vw, 912px" /></figure>



<p>鶏の生理的発達を考慮すると実用的には以下の飼料プログラムを推奨したい。<br>• 餌付用；0～14/21日令<br>初期のバラツキを低減化、体組織形成・増体及び免疫応答を促進し、2ないし3週令の目標体重に到達させる。<br><br>• 幼雛用；15/22～42日令<br>体組織の形成を促進し、発育速度を早めて首尾良いスタートをさせることで6週令目標体重に到達させる。<br><br>• 中雛用；43～84日令<br>骨格発育の95%が完了する12週令頃までに体重・骨格・内蔵ともに発育標準に到達させる。<br>• 大雛用；85～105/126日令<br>余分な体脂肪をつけさせない状態で17、18週令の目標体重に到達する。産卵開始への発育を完了させる。<br><br>• 産卵開始前用；106/127日令～産卵開始<br>卵巣卵管機能の充実、卵殻質維持の為の骨髄骨形成、産卵ピーク期間のエネルギー蓄積及び育成用飼料から産卵ピーク用飼料への切り替えの円滑化等に寄与させる。17-18週令から初産時まで給与。(実用的には17週令から1.5Kg或いは18週令から1Kg給与。)<br><br>成鶏用については、鶏の生理、栄養要求に適合した食下量に基づく飼料プログラムが望ましい。<br>• ピーク期間：遺伝能力を発揮させ、産卵ピークを高めると同時に卵重をのせる。<br>• ポストピーク期間：ピーク期間の生産性を持続させ、卵重過大を防ぎ卵殻質を維持することで、収益を高める。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>家禽の育種について</title>
		<link>https://www.yptech.co.jp/swine-poultry/%e5%ae%b6%e7%a6%bd%e3%81%ae%e8%82%b2%e7%a8%ae%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yptech]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 May 2025 01:30:00 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://www.yptech.co.jp/?post_type=swine-poultry&#038;p=6310</guid>

					<description><![CDATA[Index 家禽の導入状況 国内流通家禽の導入元（育種会社） 家禽の遺伝率 育種改良手法 採卵鶏の育種改良 ブロイラーの育種改良 家禽の導入状況 採卵鶏；2023年における種鶏雛導入羽数は1,078千羽（うち約94%の1,017千羽が国内産で61千羽が輸入）、種鶏飼育羽数は2,455千羽であった。過去十年間でみると種鶏雛導入は1,100千羽前後、種鶏飼育羽数は2,500千羽前後で推移してきている。 …]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<dl class="techInfoIndex">
<dt class="techInfoIndex__title">Index</dt>
<dd class="techInfoIndex__body">
<ul class="techInfoIndex__list">
<li style="list-style-type: none;">
<ul class="techInfoIndex__list">
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link1">家禽の導入状況</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link2">国内流通家禽の導入元（育種会社）</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link3">家禽の遺伝率</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link4">育種改良手法</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link5">採卵鶏の育種改良</a></li>
<li class="techInfoIndex__item"><a class="js-scroll" href="#link6">ブロイラーの育種改良</a></li>
</ul>
</li>
</ul>
</dd>
</dl>



<h2 class="wp-block-heading" id="link1">家禽の導入状況</h2>



<p>採卵鶏；<br>2023年における種鶏雛導入羽数は1,078千羽（うち約94%の1,017千羽が国内産で61千羽が輸入）、種鶏飼育羽数は2,455千羽であった。過去十年間でみると種鶏雛導入は1,100千羽前後、種鶏飼育羽数は2,500千羽前後で推移してきている。コマーシャル雛餌付け羽数は107、067千羽、コマーシャル成鶏飼育羽数は128,579千羽であった。過去十年でみるとコマーシャル雛餌付け羽数は100～110百万羽、コマーシャル成鶏飼育羽数130～140百万羽で推移してきている。2023年の成鶏飼育羽数が減少したのは、2022年10月以降に発生した鶏インフルエンザによる措置の影響であろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="822" height="538" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像.png" alt="" class="wp-image-6311" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像.png 822w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像-768x503.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像-640x419.png 640w" sizes="auto, (max-width: 822px) 100vw, 822px" /></figure>



<p>ブロイラー；<br>2023年における種鶏雛導入羽数は4,765千羽（うち99%の4,736千羽が国内産で29千羽が輸入）。コマーシャルブロイラーでは760,506千羽の雛が餌付けされ、720,878千羽が出荷された。<br>過去十年間の推移をみると、種鶏雛導入羽数は横ばい傾向であるが、コマーシャルブロイラー段階での雛餌付け及び出荷羽数は増加傾向にある。種鶏の生産性改善で１羽の種鶏が生産する雛羽数が増加したこと、コマーシャルブロイラーの増体改善で出荷日齢が短縮されて農場回転率が高まり出荷羽数が増加したことなどによるものと考えられる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="826" height="540" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像2-1.png" alt="" class="wp-image-6312" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像2-1.png 826w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像2-1-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像2-1-768x502.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像2-1-640x418.png 640w" sizes="auto, (max-width: 826px) 100vw, 826px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="link2">国内流通家禽の導入元（育種会社）</h2>



<p>採卵鶏は鶏種が多様であるが育種会社は国内外を含め5社ほど、また、ブロイラーはほぼ1社に絞られており、大半が海外由来である。前項における種鶏導入は国内産・輸入ともに大半が海外由来ということになる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="521" height="532" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像3-1.png" alt="" class="wp-image-6313" style="width:636px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像3-1.png 521w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像3-1-294x300.png 294w" sizes="auto, (max-width: 521px) 100vw, 521px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="link3">家禽の遺伝率</h2>



<p>以下に産卵鶏における遺伝率平均を示した。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="593" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-1024x593.png" alt="" class="wp-image-6349" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-1024x593.png 1024w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-300x174.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-768x445.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-1536x890.png 1536w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-2048x1186.png 2048w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-2000x1159.png 2000w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像4-1-1-640x371.png 640w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>体重、卵重、卵白重、卵殻色などの形質で高く、卵殻質、ハウユニット、卵比重、二黄卵率、卵黄重、卵形指数などの形質で比較的高い遺伝率を示している。産卵性、初産日齢、飼料要求率及び攻撃性は中程度で、生存率や孵化率は外部環境要因により影響を受けやすいことから低い遺伝率となっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link4">育種改良手法</h2>



<p>2004年に鶏全ゲノムが解読されるなどゲノム解析が進み、BLUP（Best Linear Unbiased Prediction最良線形不偏予測：育種価を得るために用いる手法で、血縁関係すべてを利用できコンピューターの大量データ処理により発達）を用いた家系選抜に加えゲノム選抜が導入され選抜精度が向上した。ブロイラーでは、種鶏の産卵率・孵化率で３０％以上、コマーシャルのFCR で２０％以上、体重で約７％、胸肉歩留りで約１３％育種価予測精度が改善されたとの報告がある（Evolutions in Commercial Meat Poultry Breeding, Animal 2023）。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="link5">採卵鶏の育種改良</h2>



<p>経済性、商品化率改善が主目標で、より多くの形質が対象となっている。</p>



<p>・産卵性：持続性向上のための体つくり<br>ー育成後期から産卵初期にかけての体重がやや大きくし、産卵開始前に卵殻形成のためのカルシウム貯蔵骨格（骨髄骨）を大きくする。<br>ー<span style="color: initial;">産卵に必要な体力（胸筋）を 増加させることで、産卵期の体重維持がしやすくなり、</span><span style="color: initial;">産卵持続性改善が見込まれる。</span><br>ー高い産卵性に耐えうる体作りのため、 50%産卵日令はこれ以上早めず、飼料摂取量は少し増やす方向。<br><br>・生存率<br>・飼料要求率<br>・卵重：産卵初期体重増による初期卵重増加、後半の体重増及び卵重増を抑える<br>・卵殻質：卵殻強度、卵殻色<br>・内部卵質：ハウユニット、卵黄膜強度、卵黄重量増加、魚臭低減（赤玉鶏対象）<br>・孵化率</p>



<p>また、ゲノム編集による卵アレルギー低減化、孵化前鶏卵での性差識別、鶏インフルエンザに罹患しにくい鶏の作出などが研究されている。<br><br>流通している鶏種が多いことや、鶏種毎の成績集計が入手しにくいことなどにより、フィールドにおける育種改良効果確認は困難である。しかし、幸い群馬県畜産試験場が20年以上にわたり鶏種評価試験を実施しており、最近2011～2020年の10年間の結果を取りまとめて報告しているので参考にしたい。10年間で実際に供されたのは１７鶏種であるが、2011年と2020年のデータがあり、かつ途中年度もある程度データのそろっている７鶏種をもとに傾向をとらえてみた。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="996" height="561" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像5-1.png" alt="" class="wp-image-6315" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像5-1.png 996w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像5-1-300x169.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像5-1-768x433.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像5-1-640x360.png 640w" sizes="auto, (max-width: 996px) 100vw, 996px" /></figure>



<p>上表は2011年と2020年の比較。</p>



<p>少々乱暴であるが上記7鶏種をまとめた年次推移傾向を以下に示した。<br>・50%産卵到達日齢；数日遅れる傾向を示した。高産卵に耐えうる体づくりのために50%産卵到達日齢を早めない育種目標を満たしているようである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="490" height="294" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像6.png" alt="" class="wp-image-6316" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像6.png 490w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像6-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 490px) 100vw, 490px" /></figure>



<p>・産卵性：羽当たり産卵個数HHE（個/羽）と平均産卵率HDA（％）はともにほぼ横ばい。各鶏種とも産卵性は育種的にすでに高いレベルに到達しているがゆえの結果と推察。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="455" height="274" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像7.png" alt="" class="wp-image-6317" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像7.png 455w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像7-300x181.png 300w" sizes="auto, (max-width: 455px) 100vw, 455px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="465" height="279" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像8.png" alt="" class="wp-image-6318" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像8.png 465w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像8-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 465px) 100vw, 465px" /></figure>



<p>・平均卵重（g/個）、日卵量（g/日）：120-504日齢平均では、ともにほぼ横ばい。初期高め後半抑制する方向で卵重育種は進められているが、120～504日齢間平均卵重では確認できていない。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="456" height="273" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像9.png" alt="" class="wp-image-6319" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像9.png 456w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像9-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 456px) 100vw, 456px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="458" height="275" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像10.png" alt="" class="wp-image-6320" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像10.png 458w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像10-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 458px) 100vw, 458px" /></figure>



<p>・食下量、飼料要求率；平均食下量、卵当たりの食下量、FCRともに横ばい。高産卵に耐えうる体作りのための飼料摂取量を抑えない育種が食下量及びFCRを維持しているのかもしれない。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="465" height="280" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像11.png" alt="" class="wp-image-6321" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像11.png 465w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像11-300x181.png 300w" sizes="auto, (max-width: 465px) 100vw, 465px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="460" height="276" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像12.png" alt="" class="wp-image-6322" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像12.png 460w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像12-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 460px) 100vw, 460px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="470" height="283" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像13.png" alt="" class="wp-image-6323" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像13.png 470w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像13-300x181.png 300w" sizes="auto, (max-width: 470px) 100vw, 470px" /></figure>



<p>・生存率、40週令時生体重；ともに横ばい。後半の体重増を抑える育種目標を満たしているようである。また、体重に増減がみられないことから、卵重にも同様の傾向が見られるのかもしれない。生存率は、環境及び飼育要因が大きい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="474" height="285" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像14.png" alt="" class="wp-image-6324" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像14.png 474w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像14-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 474px) 100vw, 474px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="470" height="282" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像15.png" alt="" class="wp-image-6325" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像15.png 470w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像15-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 470px) 100vw, 470px" /></figure>



<p>・内部卵質（ハウユニット）、卵殻質（卵殻強度）；両形質とも改善傾向にあり、育種効果がみられるようである。特に卵殻質改善は経済性及び商品化率に寄与している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="470" height="282" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像16.png" alt="" class="wp-image-6328" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像16.png 470w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像16-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 470px) 100vw, 470px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="472" height="284" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像17.png" alt="" class="wp-image-6329" style="width:840px;height:auto" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像17.png 472w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像17-300x181.png 300w" sizes="auto, (max-width: 472px) 100vw, 472px" /></figure>



<h2 id="link6" class="wp-block-heading">ブロイラーの育種改良</h2>



<p>従来より、生産性（経済性）を高めることを目的に以下の多くの形質が選抜に用いられてきている。<br>• 産卵性<br>• 孵化率<br>• 抗病性<br>• 飼料要求率<br>• 生体重<br>• 胸肉歩留<br>• 肉質<br>• 骨格適合性<br>• 心肺機能<br>近年では、健康と福祉（脚の健康、心肺機能、生存率、深胸筋症）が重視され、育種改良ゴールのウェイトがトップで、次いで飼料効率、繫殖適応度となっている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="590" height="385" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像18.png" alt="" class="wp-image-6330" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像18.png 590w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像18-300x196.png 300w" sizes="auto, (max-width: 590px) 100vw, 590px" /></figure>



<p>ブロイラーの育種改良効果について「Evolutions in Commercial Meat Poultry Breeding, Animal 2023」では以下のように報告している。<br>健康と福祉をカバーする形質には脚の健康と心肺機能がある。</p>



<p>• 脚の健康；<br>体重が増加すると脚に負担がかかり歩行に異常をきたすことがある。これを回避するために育種会社では臨床的・潜在的な脚の健康評価と歩行評価を進めており、脚不具合のない鶏割合は2015年の94％から2023年の97%と改善してきている。</p>



<p>・循環器機能；<br>育種会社ではパルスオキシメーターを用いて系統選抜鶏の血中飽和酸素レベルを測定し心臓血管系の健康状態を評価してきている。これは、腹水症や突然死症候群発症に対する個体感受性の重要な指標である。AAFC（Agriculture and Agri-Food Canada）の測定によると、育種と飼養管理改善の複合効果の結果として、腹水症による廃棄率は2000年の0.3%強から2022年の0.07%と1/4以下に減少している。また、脚の健康と循環器機能の選抜を通じて生存率も改善され、ブロイラー系統及び交配種において年間0.2-1.0%の生存率改善が報告されている。</p>



<p>• 飼料効率/飼料要求率（FCR）；<br>FCRの改善は1羽当たりの飼料摂取量とともに糞排泄量やカーボンフットプリントを低減化に寄与している。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="471" height="308" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像19.png" alt="" class="wp-image-6331" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像19.png 471w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像19-300x196.png 300w" sizes="auto, (max-width: 471px) 100vw, 471px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="477" height="313" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像20.png" alt="" class="wp-image-6332" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像20.png 477w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像20-300x197.png 300w" sizes="auto, (max-width: 477px) 100vw, 477px" /></figure>



<p>2014年と2023年のフィールド事例（FCR）を示した。育種改良のみならず飼育管理努力や設備改善もあって１０年で出荷日齢が２日ほど早まり、FCRは約１１％改善されている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="895" height="585" src="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像21.png" alt="" class="wp-image-6333" srcset="https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像21.png 895w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像21-300x196.png 300w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像21-768x502.png 768w, https://www.yptech.co.jp/src/data/uploads/2025/05/画像21-640x418.png 640w" sizes="auto, (max-width: 895px) 100vw, 895px" /></figure>



<p>コマーシャルブロイラーの出荷羽数は2014年の約652百万羽から2023年の約721百万羽と10年間で１１％増加しているが、FCRも同程度改善されていることから、生産性改善だけでなく、糞排泄量や温室効果ガスなどの環境へのインパクトが抑えられているものと推察する。</p>
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