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カビ毒の相談を受けて改めて感じたこと

カビ毒の相談を受けて改めて感じたこと

先日、当社製品「ミズカバインダーSS」をご使用いただいている酪農家さんから、「今月に入って流産が多くなっている」というご相談をいただきました。この製品はシリーズの中で最も多くの種類のカビ毒、さらにはエンドトキシンを吸着します。特にデオキシニバレノール(DON)は親水性が高く、水環境の生体内では吸着が困難でしたが、改良を重ねることで有効吸着率を引き上げることが可能になりました。

獣医師の先生からはカビ毒の影響が疑われるとのことです。話を聞くと、カビの心配がある賞味期限切れのウエハースを一時的に給与しているとのことでした。「エサのカビ毒分析をした方がいいかな」とのご相談もあり、対応を考える中で、社内の先輩にも意見を聞いてみました。すると、「似たようなケースで、飼槽や水飲み場の洗浄を徹底したことで改善したことがあった」という話を教えてもらいました。

カビ毒というと、どうしても吸着材の量を増やす、種類を変える、といった対策に目が向きがちです。もちろんそれも一つの方法ですが、それ以前に飼養環境や管理の見直しなど、基本的な部分が大切なのだと改めて感じました。
実際に、日々使っている飼槽や水回りは思っている以上に影響が大きい部分でもあります。こうした点を一つずつ見直すことが、結果的に大きな改善につながることもあるのだと痛感しました。その酪農家さんからは、「ありがとう。やってみるよ。」とのお言葉をいただき嬉しく思いました。

我々営業という立場上、どうしても「何を売るか」という話になりがちです。ただ、それだけではなく、「どう管理するか」を一緒に考えることも大事なのだと、今回の件を通じて改めて感じた一コマでした。