ちょっと一休み BLOG

(続)糞のモニタリングしてみませんか?

(続)糞のモニタリングしてみませんか?

前回2025年4月、DA(ダイジェスチョンアナライザー)で「糞のモニタリングしてみませんか?」の活用事例を紹介しました。今回は黒毛和種繁殖農場でのActisaf(活性酵母)給与試験を実施したので説明します。約半年間継続してモニタリングを行い、飼料消化性や日増体量(DG)の変化を確認しました。

今回は黒毛和種(素牛)でActisafを使用してくださっているお客様での結果となります。昨年から、配合飼料と粗飼料などを混ぜ合わせたTMR給与を開始、半年後(2月)からDG(日増体)が低下傾向にありました。
実際にDAを行うと上段の残渣物が多く、下段の残渣物が少なく、飼料効率が悪く、大腸アシドーシスの傾向でした(上写真)。


ルーメンの早期発達と飼料の消化率改善を目的にActisafを一日5g給与しました。結果、生後3~4カ月齢(①.⑤,⑨,⑬,⑰)生後4~5カ月齢(②,⑥,⑩,⑭,⑱)、5~7カ月齢(⑦,⑪,⑮,⑲)、10~11ヶ月齢(④,⑧,⑫,⑯,⑳)と月齢別に写真を撮り確認しました。

(図1)1行目 無給与 2行目 給与1カ月後 その後も順に1カ月事に実施。


生後月齢が進み(横方向→)給与後日数が進むと(縦方向↓)細かく消化された飼料が増加傾向であることがわかります。Actisaf給与開始後、未消化飼料(上段)の割合は徐々に減少し、細かく消化された飼料(下段)の割合が増加する傾向が確認されました(図1)。

当初、課題であったDGの低下は改善され、出荷時の体重が増加するようになりました。(2月から給与開始。3月からが給与後の結果となっています。)
今回の事例では、Actisaf給与後に飼料の消化性が改善することが分かりました。DAを活用することで、「実際に飼料が消化されているか」を見える化でき、飼料設計や添加剤の評価にも役立ちます。


DAによるモニタリングやActisafについて興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。